企業が存続していく上で利益をあげていくことは必須なことです。

それがなければ、働く私たちも生活していくためにお給料を頂かないと成り立ちません。

ただお金だけのために働いているわけでもありません。医療従事者の場合は特に、その観点が強く、人に何か支援ができるということを喜びを感じ、それが患者にも伝わります。

使命感をもって、主体的に働いているかどうかは、患者やお客さんは肌で感じてわかるものです。

相手が本気かどうは感じ取れるということです。

私が好きなコーチの名言があります。

「あなたがどれだけ気遣っていてくれるかがわかるまで、 彼らはあなたがどれだけ物知りかには、無頓着です」

 

気遣いはあくまで相手のことを考慮した上で、相手が真に欲しがっている、または「助かったなー」と思えることが気遣いになります。自分本位でやった行為は、ただのお節介です。

それはただの自己満足で、他者を巻き込むべきではありません。

行動を省みる人であればよいのですが、無自覚的にやり過ぎる人はそんなことは考えていないでしょう。

時に相手に「自分でできます」と拒否されると、「せっかく親切にしてあげてるのに失礼な人だわ」と言ったりもするかもしれません。

お節介

お節介は、行動だけを切り取るとありがたいと思うこともあるかもしれません。しかし、できることまで何でも出しゃばられると不快な感情を生み出し、行動療法的には嫌悪刺激となります。自分ができないと思われているように感じることもあります。

また、人の価値観を押し付けられているようにも感じます。

お節介な人は、「人の話を聴いていない人」 悪く言えば、自分勝手な人と言うことができます。

そんな場合、相手の関心事に自身の関心を向けることを意識的に実施して、行動とのギャップを修正していくことが大切です。感情からすぐに行動に移していないかなどの自分のクセの自己理解に努めることは大切です。

わかっていない人はそれを伝える他者が必要ですが、言葉で伝えても、聴いていない人は聞きません。

相手のことは考えてもまずわかりませんので聴くしかありません。

傾聴と聴く準備、姿勢が基本の方法となります。

セラピーを行う上で、クライエントとセラピストは一種のカップリングです。相手のことを信頼できなければ善い方向性へは進むことはまずありません。もし快方に向かったとすれば、自然回復でしょう

それだけ関係性は大切であり、コミュニケーションの重要性があります。

医療畑出身ではない場合

文頭にも書きましたが、収益性や利益は大切です。

しかし、結果であるお金に固執し過ぎると一時的な成功はあっても、永続性はなりません。

介護・福祉は大きな収益を上げることは難しい反面、他の業種と違ってリスクは低いビジネスだと捉えられています。その根拠に大手企業がこぞって進出しています。それでも廃業する施設が多いですが、計画性がなかったのでしょう。

制度変更の煽りを受けた」なども聞きますが、うまく継続しているところもあります。自分たちの特性を判断して自主的に廃業や縮小する賢明な会社もたくさんあります。

それに加えて、医療法人と違い、医療従事者や医療についての理解が乏しいので、

経営者にうまく伝えることができない or あまりに強い主張だと敬遠されます。また力がないと結果的に無視されます。

医療畑出身ではない場合、提供した質の高さはあまり関心がありません。正確に言えば、よくわからないのです。

その結果、利益にしか関心がないかのよう思われます。

話を深くしていくと、「結局視点はお金だなってのはすぐわかります」

危険なセラピスト像

セラピストも患者満足に走るのは危険です。ここでの患者満足はQOL向上とは異なります。

言葉を悪く言えば、利用者の言いなりということです。(ex.リハビリ時間ずっとマッサージとか)

なぜ危険か?

技術向上に対する意識も低下します。また臨床課題に対する疑問も少なくなります。

(考えてセラピー計画を組み立てて、上手くいかなかったら、確かに少し残念になりますが、次回に修正すればいいだけです。うまくいかないことが続いてしんどくなっても、「対象者の笑顔がみたい」とか自分の目的を胸においておけば、ブレずに戦えます。)

その結果、質の低下をきたし、ステーションの評判がさがります。

自分の家族がお世話になるとして、そんなステーションに依頼したくなるでしょうか??

近年であれば、インセンティブ制の訪問看護も多いので、同様です。

頑張った分?(働いた時間分多ければ、多くのお金がもらえる)もらえるという方程式は、動物でも理解できることです。技術量に見合わないことをすると患者にも迷惑がかかります。技術革新に努めていかないと先はないとは思っています。

時間を増やすよりも、時間を減らして収益をあげる方法を考えるほうがよっぽど建設的だとは個人的には思います。

もちろん人によりますよ。その人の考えが大切だということです。

今後の時代変化によって、淘汰される代表格のセラピストにはならないように注意が必要ですということです。

訪問看護のリハビリテーション

セラピストも家庭を持つ方が増え、養っていくためにインセンティブ制の訪問看護は候補に上がってきます。実際、病院よりもはるかに高いお給料ということで選んだ方も多いではないかと思います。

インセンティブ制は水ものです。訪問看護でのリハビリテーションが制限されることは現状難しいですが、制度の理解や動向を把握しておくことは大切です。

訪問看護の主役はやはり、看護師です。

リハビリテーションのセラピストとして勤務する場合は、看護師との関係性、リハビリテーションへの理解に務めなければなりません。さらにそれが営利法人の場合は、経営者にも理解を求めつつ、真の専門家としての環境作りにも気を使わないといけませんので、余計な心遣いがいります。

まとめ

  • どこでもコミュニケーションは大切
  • 目的を明確にもっていること
  • 環境は自分で作る
  • 相手に伝える努力