自信

本記事では、以下について解説しています。

  • 【自信】のつけ方
  • 【自信】のある人の特徴
  • 【ヨーガ】では、【自信】をどのように捉えるか、そして培うか
  • 【カルマ・ヨーガ】について
  • トレーニング方法について

自信のある男

失敗が続くと「自分って無能だな」とか「周りの人に迷惑をかけているな」とネガティブなことをついつい考えてしまします。度重なる失敗によって【自信】まで失ってしまいます。能力次元での【自信】がなくなることもありますし、さらに自分の存在レベルの【自信】を失ってしまうと生きていくことも辛くなってしまいます

また新しく何かに取り組む時に【自信】のある人とない人がいます。日本人は比較的【自信】がない人が多いと言われていますが、文化的背景によるもので、統計的に表れる数字もあまりあてにならず【自信】があったとしても【謙虚】でいることではなく、【謙遜】することが美徳と勘違いされているようにも個人的に感じています。

では、「本当に自信のある人とはどんな人なのでしょうか?」 きっとみなさんの周囲にも【自信】に満ちた人がいると思います。本当の【自信】というものは、【行動習慣】【努力】【勇気】などによって作られていくものです。

【自信】とは何かを噛み砕いて解説していきます。

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自信とは何か

【自信/confidence】を辞書で引くと、

たしかにうまくやることが出来るであろうという自己評価

引用:新明解国語辞典

また、別で調べると

自分の才能・価値を信ずること。自分自身を信ずる心。

引用:大辞林 第三版

上記の通り、【自信】はあくまで【主観的】なものです。自信があるかないかを決めるのは自分であり、自己評価の基となるのは【過去の体験】に対する勝手な【意味付け】でしかありません。よって、「やる前から自信をもつことは不可能」で、自信とは後からついてくるものであるということです。しかし、行動を起こせば必ず自信がつくとは限りません。また「ひょっとしたら一生つかないかもしれません。」

しかし、自信をつけるためにやるべきことは決まっていて、勇気だして一歩踏み出すことです。自信は【2次的感覚】であると言われ、【成功体験】の積み重ねによって構築されます。

行動するために必要な3要素

  • 目的
  • 理由
  • 方法

行動を起こすためには3つが必ず必要になります。この3要素を常に【客観視】していなければ、自分の【役割】や方向を見失ってしまいます。よって、課題を達成できない可能性が高まります。GPSで位置確認するのと同様に【客観視】を続けることが目的を達成するためには求められるということです。現代では、【客観視】=【マインドフルネス】として爆発的に流行りました。

【ヨーガ】では、【瞑想】、【プラーナーヤーマ】、【アーサナ】中でも身体の【意識化】【客観視】を度々促すことがあります。

(※マインドフルネスについては、以下をご参照下さい)

自信がなくなる出来事

  • 度重なる失敗
  • 自分について悪いウワサを聞いた時
  • 他者の評価が思っていたよりも悪かった
  • 思い通りに物事がすすまない
  • 新たなことに取り組む時
  • 病気になった時
  • 未来のことを考えて不安になった時

たくさんあり、キリがありません。

自信がある人の特徴

  • 自己評価が高い(当たり前ですが、自信があると同意義)
  • 人間関係が豊か
  • 集中力がある
  • 楽観的(物事に一喜一憂しない)
  • レジリエンスの高い
  • 過程を大切にする(結果ばかりに気をとられない)
  • 他者比較をしない(周囲の評価ばかりを気にしない)
  • シンプルな思考(判断基準の優先順位がハッキリしている、決断が早い)
  • 思考の柔軟性がある(色々な観点から物事をみることができる)

(※レジリエンスについては、以下をご参照下さい)

自信がない人の特徴

【自信】のある人の対になるような特徴があります。

  • 周囲に過剰に適応する
  • 他者比較をする
  • 自分を過小評価(自己肯定感が低い)
  • 優柔不断
  • 他者の意見に左右されやすい
  • 考えすぎる
  • 生真面目
  • 完璧主義者
  • 悲観主義者≒楽天家
  • 短所に目がいきやすい
  • ネガティブ思考
  • 何かに固執している
  • 人間関係が苦手
  • 結果重視
  • なんとなく暗い人

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自信がない人の中には、「高いスキルをもっているのに何故?」と思われるような人や「真面目な人」が多い印象があります。自分のもっている【理想像】のイメージが非常に高く、自分とのイメージで悩んだり、相手のことを考えすぎる【優しい】人が多いとも言われています。

外国人と日本人を比べるとわかりやすいかもしれませんが、日本人はとても【真面目】【勤勉】【時間を守る】【辛抱強い】などのイメージを世界から持たれていますが、世界的に活躍している人は少ないです。言葉の問題と言われた時代もありましたが、今時はさほど問題でなくなっています。【技術】も非常に高いけれど、【自己イメージ】が低いためか、集団の中で「私はできます!」と真っ先に声を上げる人は少なく、アピール力に関しては非常に弱いと感じます。

自信のつけ方

冒頭にも書きましたが、【自信】は【2次的感覚】です。

【自信】は、【成功体験】の積み重ねによってのみ構築されます。よって【自信】をつけるには、【行動】が先行します。考えずに動くというわけではなく、どれだけ計画して準備して試みても【結果】は思ったようにはならないことが多いことはよく体験したことはないでしょうか。そんなものだと思います。

考えるだけでは【自信】をつけることはまずできず、やる前から自信があるというのは、【妄想】かなにかかもしれません。いくら考えても【結果】を予想することはできないからです。【チャレンジ】して失敗/成功をも直面して同一に受け止めていくしかなく、これは【2極の対立】といって、4大ヨーガの1つ【カルマ・ヨーガ】が教えています。

失敗/成功というのは、あくまで【結果】に過ぎず、糧にしてさらに進んでいけばいいのですが、【自己肯定感】や【意識】の方向性が偏在しているとつい「自分は無価値だ」とネガティブなレッテルを自分で貼り付けてしまいます。【結果】にではなく【過程】に焦点を当てていくことが重要になってくるということを理解しておくことが望まれます。また、自信をつける為には、【行動】が必要だと言いましたが、実は行動には3要素があります。行動の構成要素とは、

  • 感情
  • 思考
  • 行為

【行動】は、3要素から成り立ち、それぞれに分けて整理していくと「一歩踏み出せない原因」を見つけることが出来るかもしれません。

(※【感情】【思考】【行為】特に【行為と行動】の違いについては、以下をご参照下さい)

カルマ・ヨーガ

【4大ヨーガ】の1つ【カルマ・ヨーガ】は、別名【行為のヨーガ】と呼ばれています。【行為】を結果を【動機】とせず、結果にも【執着】することもなく、無私・無執着で行為することによって、【伝統的ヨーガ】での解脱に至るヨーガ体系のこととされています。人の義務は、結果にではなく【行為】そのもののにあり、【結果】にはないという教えです。

【カルマ・ヨーガ】の聖典は、【バガヴァッド・ギーター】といい、ヨーギーの中では非常に有名な書物です。簡単に説明すると、【クシャトリヤ階級】出身の完璧主義者【アルジュナ王子】の、身内同士の戦いを前に苦悩するのに対して【クリシュナ神】が説き、励ますストーリーとなっています。

人は何らかの【行為】をすることなしに生きることはできず、あらゆる行為は何らかの【カルマ/業】を残すものであると考えれています。

(※【人生の目的】の【カルマ/業】については、以下をご参照下さい)

失敗に関する偉人たちの言葉

チャレンジした結果に対して、偉人たちの以下のような言葉が残っています。彼らの言葉からも成功/失敗の捉え方も人それぞれだということがわかります。

発明王【トーマス・エジソン】

エジソン

「わたしは今までに一度も失敗をしたことがない。電球が光らないという発見を、今まで二万回したのだ」

相対性理論で有名なドイツの理論物理学者【アルバート・アインシュタイン】

アインシュタイン

「一度も失敗をしたことがない人は、何も新しいことに挑戦したことがない人である」

松下電器産業(現Panasonic株式会社)の創業者【松下幸之助】

パナソニック

「失敗したところでやめるから失敗になる。成功するまで続けたら、それは成功になる」

元イタリア代表【ロベルト・バッジョ】

サッカー

「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持った者だけだ」

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日本人は自己肯定感が低い

「人は変化することを恐れる」とよく言いますが、これは正しくありません。現状から変化するには次の移る先が明確になっていないといけません。石の上を飛び移る時を創造して頂くとわかりやすいのですが、次の足場がしっかりしていないと誰も飛び移りたいとは思いません。

【思考】にも同様で、違う考え方をするには【代替案】が必要になります。これは【目的】と言い換えてもいいですが、【手段】においても、代替案が明確でないと変えることは不安になります。

飛び石

不確かな状態では多くの人は、「成功や成し遂げることよりも、失敗しないことを選び」チャレンジはしません。チャレンジすると成功するかもしれませんが、失敗するかもしれません。そんなことはわからないので、決断が延びれば延びるほど、腰が重くなるようにチャレンジすることは少なくなります。

【結果】にとらわれているということです。チャレンジすれば、つい良い結果を得たいなという欲がでてきてしまうのも人間です。しかし、【結果】よりももっと優先すべきことが【目的】と【手段】そして【理由】を【客観視】しておくことです。

【チャレンジ】した後は、何かしらの結果でフィードバックされ、それを糧としてさらに改良していけばいいもので、これは【自信】ではなく、【自己肯定感】が関係すると考えています。【精神的な健康度】や【心】の余裕が関係するのではないかと考えています。【チャレンジ】すれば、善悪の判断を下さず、【客観的】に観察しておくことで十分です。

自信をつけるトレーニングのゴールは何か?

しなやかで柔軟な【】をもつことです。

強靭な【心】に強靭な【肉体】が備わります。これは人間の構造論である【人間五蔵説】からも考えることができます。

(※【人間五蔵説】については、以下をご参照下さい)

自信をつけるトレーニング

  • 記憶のお掃除(理智の修正)
  • レジリエンス(回復力)を鍛える
  • 客観視力をつける(マインドフルネスの実践)

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ヨーガ

根本的には、【ヨーガ】においては人間の【理智】を修正すること。いわゆる【無知さ】を知り、普遍なる真理と結びつけることがゴールであると言えます。【無知さ】が病気の根源であると考えているため、この人生の課題とも言える課題を乗り越えていくことが最終目的であると言えます。

(※【無知さ】の問題点については、以下をご参照下さい)

【自信】がないといってもあくまで主観的な感覚ですので、【自信】がないだけでは実害はありません。問題は、【自信】がないことによって、人生が生きづらいものとなってしまうことです。これは【健康的な生活】【自分らしい生活】とは言えないと考えられます。

(※【健康】については、以下をご参照下さい)

過去の経験や【記憶】を理智がいかに認知しているかに問題があります。これには【こだわり】、【執着】や理想型を基準とした【目的】を設定できているかどうかが関わってきます。ここまでくると1人では困難ですので、【理想型】をもっている指導者と出会うことが必要になります。

(※理想的な指導者については、以下をご参照下さい)

レジリエンス

【レジリエンス】とは、【回復力】という意味です。【レジリエンス】をもつことで、落ち込んでもまた元に戻ってくることができます。自信がある人はたくさん失敗した状態から戻ってくるを繰り返しているので、失敗から復活する方法をたくさん知っています。色々な立ち直り方を体験することによって、【智慧】という【自信】をつけていると理解してもいいのではないかと考えます。

(※レジリエンスについては、以下をご参照下さい)

客観視力

【ヨーガ】を指導する上でとても重要な方法です。人間は無自覚的に過去や未来に様々な想いを馳せてしまいます。これは【マインドワンダリング】と言われています。この【意識】の方向性を【過去】でもなく【未来】でもなく、【今ここ】に向ける方法です。

(※マインドワンダリングについては、以下をご参照下さい)

現代では、心の傷に貼る絆創膏と呼ばれる【マインドフルネス】が有名ですが、【マインドフルネス】を行う心構えが、【自信】を培う為にも非常に役立ちます。

(※マインドフルネスの心構えと方法については、以下をご参照下さい)

自信がない時に意識する行動

  • 人と関わることを恐れない
  • まずは落ち着ける居場所を作る(逃げ場がなくなると大変だから港を作る)
  • 相手の感情を考えてみる
  • 一旦、ポジティブに物事を捉えてみる
  • 周囲に配慮する
  • 日々の自分の行動を見直す
  • 「なんとかなるさ」ととりあえず開き直る

(※社会生活を送る上で勧められる行動については、以下をご参照下さい)

自信がなくなると物事を全て悪い方へと考えてしまいます。多大なストレスがかかるということになりますが、一時的であれば問題ありません。慢性的なストレス下にさらされると【意識】のコントロールも不自由になり、最終的には人体に何かしらの症状がでてしまいます。これを【心身症】と言います。

(※【心身症】については、以下をご参照下さい)

【自信】は主観的な感覚なので、【自信】の捉え方を変えることが一番有効です。その方法として【ヨーガセラピー】をオススメしています。

(※【ヨーガ療法】については、以下をご参照下さい)

まとめ

  • 低いセルフイメージが【自信】をもてなくする
  • 他者の評価は気にしすぎない
  • 【カルマ・ヨーガ】が【自信】をつける鍵になる
  • 自信と実務スキルはあまり関係ない
  • 根拠のないポジティブ思考も認知の歪みだから勧められない)